非アルコール性脂肪性肝炎とダイエット

肝臓は、食物の脂肪分をエネルギーに変えたり、 肝臓自身でも糖分から脂肪を合成する働きをしています。そのため肥満の原因である「食べすぎと運動不足」の状態が続くと、肝臓には処理できない脂肪が蓄積して脂肪肝の状態になってしまうのです。

 

非アルコール性脂肪性肝炎の予防や改善のためには、ダイエットが欠かせません。しかし、自己流の無理なダイエットは、かえって悪化させてしまうこともあるので注意しましょう。

 

何といっても、食事療法です。バランスのよい食事を摂ることがポイントです。食事は1日3回、できるだけ和食を摂るのが理想的です。標準体重1kgあたり、20〜30kcalに抑えるようにしましょう。

 

食べる内容も大切ですが、食べる順番にも注意します。食後の血糖値上昇スピードが早いのは糖質です。次にたんぱく質、脂質と続きます。

 

ご飯を先に食べると血糖値は跳ね上がるので、糖質の少ない野菜→たんぱく質を含む肉・魚→最後にご飯の順に食べていくと、血糖値の急上昇を予防することができます。その結果、摂取エネルギー量を抑えることにつながります。

 

また、いつも家で食事を摂るとは限りません。3食ともに手作りの食事を摂ることが非アルコール性脂肪性肝炎にとって理想ですが、仕事を持っている人は、現実的には難しいでしょう。

 

外食の場合、麺類や、カレーライス、丼物など高エネルギー、高脂質のものが多いので、できるだけ単品より品数の多い定食を選びましょう。コンビニ弁当も、揚げ物や肉類中心のお弁当を避けて、幕の内弁当などおかずの種類の多いものを選ぶようにしましょう。